こぼれ梅

幻の食材!こぼれ梅

こぼれ梅とはみりんの搾り粕のことです。梅の花に形が似ていることから、みりんの搾り粕のことを古くから「こぼれ梅」と言います。ほのかに甘く、お菓子としてそのまま食べてよし、甘酒にしてよし、粕漬けに使う料理の材料としてよしと様々にお使いいただけます。

実は、このこぼれ梅は昔ながらの製法を守っている蔵元さんでしか見ることのできない食材なのです。

通常の製法だと、もち米を糖化させて作るみりんに、糖分などの添加物が副原料として加えられているため、搾る素材が少ないのです。

出す麹の甘みが糖分などの添加物として加えられているために、絞る素材がないからです。

熟成される前の爽やかで、あっさりとしたみりんの香りが残り、濃厚な甘みとともに原料由来の粒感があります。

昔の人達は、そのままおやつがわりに食べたそうです。甘くて粒感がほどよく残る食感はおやつのようですが、アルコール度数も高いので、食べ進むと酔っ払ってしまいますのでご注意を。


こぼれ梅のレシピはクックバッドのかごや商店のキッチンに載せてありますのでそちらをご覧ください。

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